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息子 kuma を妊娠してからの記録 from Harlem, NY。



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病室は2人部屋。


分娩室から、クマを抱っこしたまま車椅子に乗せられて病室に移動。

夜の11時過ぎだったから同室の人はもうカーテン閉めて寝てた。
J子が帰って、少ししてから旦那も帰って、クマと2人だけになった。
クマは車つきの赤ちゃん入れみたいなヤツに入れられてベッドの隣に置かれた。

 


この世に生まれ出て最初の夜、クマさんは30分~1時間おきに泣いてた。
泣くと夜勤の看護婦さんが来て、おっぱいのあげかたを指導してくれる。

妊娠してたときと違って、産んじゃうと病院側の態度は一気にコーチモードに変わる。
この2日間の入院の間に基本的なこと全部教え込むわよ!っていう看護婦さんたちの気合が感じられる。

私は前の日の朝の陣痛以来寝てないし体力的にもヘトヘトなんだけど、赤ちゃんを産んだ!ってことにコーフンしてるからどうにか起きておっぱいをあげ続けられた感じ。

2晩の入院生活の間はずーーっとそんな感じで、結局1度も2時間以上続けて寝ることはなかった。
私はみんなそうなんだと思ってて、それが当たり前なんだと思ってたんだけど、どうやら出産後にもう疲れはててどうしても1度ゆっくり寝たい!って思ったら、ナーシング・ルームとやらに赤ちゃんを預けてもいいらしい、という事を後で知った。

でも預けると当然、その間は粉ミルクを飲むことになる。

私は妊娠中に病院で「母乳で育てたいですか?」って聞かれると毎回「ハイ」って答えてたから、あっちはてっきり私は赤ちゃんを預けたくないんだと思って何も言わなかったみたい。

ん~~~、今考えると、母乳オンリーでやってよかった♪って思うけど、でもあのときは
「なんだよーそんな制度あるなら預ければよかった!」
って思ったよなーまじで。

だってやっぱ出産の後寝れないまま育児に突入は相当キツかった。。。

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出産後の入院は2 nights。


出産前の私の想像だと、赤ちゃんを産んだ直後に看護婦さんが赤ちゃんをキレイにするために連れて行ってしまうときのお母さんは
「あ~私の赤ちゃん行っちゃうの~」
って感じでちょっと寂しくなっちゃうと思ってたけど、ぜんぜん違った。


それまでの長時間の痛みから急激に解放されたことにまだビックリしてて、しかも唇がくっついちゃってうまく喋れないぐらい喉カラカラで、もーとにかく赤ちゃんのことまで考えてらんない、って感じ。
産んだ瞬間のあの気持ちよさが終わってまず思ったことは
「水くれぇぇぇぇ」
だった。


だから看護婦さんが赤ちゃんを連れて行ったときは正直ホッとした。あーしばらくはプロの人たちがクマを見ててくれるんだー。私はゆっくり水飲んで休める・・・寝たい・・・って思った。


分娩室に私と旦那と友達J子の3人だけ残されて、
「出産ってやっぱ時間かかるねー!」
「スゲーー痛かったーーー!!」
「かわいかったー」
「裂けたとこどんな感じだった?」
「俺早くもう一人欲しいな」
とか話たり、携帯で両方の親たちにメールで報告したりしてたら、10分ぐらいでクマはキレイにしてもらって布に包まれて戻ってきた。


クマを胸の上に置かれて、初おっぱいチャレンジ。
グラングランの頭で必死に吸い付いてきた。




この瞬間って、人生最高の瞬間とか聞いたことあるけど・・・
うーん。どうだろう。
なんか、感動とか、そういう感じじゃなかったなー私は。
なんかもっと、「当たり前のこと」っていう感じがした。
クマに会う事もおっぱいをあげることも、全部最初から分かってた、っていうような、変に冷静な不思議な感じだった。
前から知っている人に再会しただけ、当たり前のこと。
そういう感じで、感動とかじゃなかった。




2007年6月30日 夜9時48分 
猪年 ブルームーンの夜
3040グラム
19インチ
ちっちゃい人、人間になって誕生。

通称kuma。







出産は・・・死ぬかと思った!!

やっぱいてーよ、出産。
 

名前: づづづ

住処:
米国・ニューヨーク
性別:
女性


ニューヨーク、ハーレムにて
2007年6月に生まれた息子

くまの成長を記録中。


2009年12月18日 2人目の男の子を出産。


くま


てん


イチ(♂)


ハナゲ(♀)


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